国際恋愛:宗教の違いで起こった誤解
- 2018.03.26 Monday
- 07:31
お久しぶりです!!
更新、かなりサボってました・・・。学校の中休みが終ったと思ったら、今度はTax Returnやプレゼンテーションの準備等が立て続けに入ってきて日々追われて生活をしていました。
前置きはさておき…
今回は国際恋愛における宗教上の違いで起こった誤解のお話です。
波乱万丈だったラテン系の元彼とお別れして、今はフランス系の彼と恐ろしいくらいに順調な日々を送っています。こんなに心穏やかな恋愛は久しぶりだわ〜☆そう思えるくらいに、とても優しい彼。時々レディーファーストなのか、女慣れしているだけなのか分からない時もありますが…、まぁ私に不快な思いをさせないのだったら良いのかな(笑)。
さて今回のタイトルに書いた、宗教上の違いで起こった誤解。
今一緒にいる人は、モロッコ系のフランス人。なので、彼の宗教に対する考え方の半分はイスラム教です。
今までそれなりに異なる宗教や文化の人たちと国際恋愛を経験しては来ているのですが、イスラム教の人との恋愛は今回が初めて。異文化や価値観の違いについては特になんのこだわりもないので、男女供に色んなバックグラウンドの友達はいますよ。
ただ、恋愛関係となると一緒に生活する時間も徐々に増えて来るので、宗教の違いによる生活習慣は倫理観を知ることはとても大切。その中でも特に食生活!!
その食生活に関して、今回は誤解が原因で喧嘩になってしまいました。
彼が料理好きなので、たいていは彼が料理を作ってくれています。私ももちろん料理しますが、はっきり言って完全自己流です。なので、本当に料理が好きな人からしたら、彼らが作ってくれた方が早いし美味しい・・・。
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それでも、ちょっとは努力してみたいなと思うのが女心!
肉が大好きな人なので、大抵どこの国の人にも喜ばれるビーフカレーを作ることにしました!!
メッセージで作り終わったことを彼に告げると、
“材料は何!?鶏肉?牛肉?それとも魚?”と。
なので、“牛肉!!”と伝えると返ってきた応えは…
“No Thanks!”
なんですと?まあ、新しいものに挑戦したくないのかなーと思って、その後彼に直接お裾分けしたのですが、そこでの反応も素っ気無い。
“I don't eat.”
なんですと??きっと美味しいんだろうねと言いつつも、絶対に食べないの分かっているから持って帰って良いよって…。その理由がはっきりしないので、私は “私の料理が食べられないわけ!?” と、態度に正直に出てしまいました。だって寂しいですよね、せっかく作った料理が拒否されたら・・・。
そうして少し気まずかった日を終え、翌日にようやく彼が理由を話してくれました。
その理由は…
“イスラム教の習慣に基づいた手順で処理された肉を使っていなかったから。”
そう、豚肉や精製肉を彼が食べないのは知っていたのですが、肉の処理過程で決まりがあることを私は知りませんでした。市販されている肉のパッケージに「Halal」と記載されている、イスラム教の理念に基づいた手順で処理されたもの、もしくは「Kosher」と呼ばれるユダヤ教の理念に基づいたもの、あとは一番確実なのが、イスラム系かユダヤ系の精肉店で市販されている肉。これ以外の場所で市販されている肉は宗教上の理念に反した手順を踏んでいる為に、彼は食べないようにしているとの事でした。
そう言われてみると、これまでも2回ほど私が料理をする前に何の材料を使っているか聞いてくれなかったと言って、機嫌を損ねたことがありました。私は特に気にもせず好き嫌い多いなー、としか思っていなかったのですが、彼なりにサインは送ってくれていたのですよね。それに私は一歩踏み込んで気付くことが出来ませんでした。
まだ知り合ってそんなに経っていないと言うこと、そして宗教上の理念と言うことで、彼も様子を見ていたようです。
私は無宗教とは言っても、基本の理念は神道や仏教に沿っています。食べ物に感謝する。この考え方は彼の宗教とも近いと思うのですが、それ以外で特に何を食べてはいけない等の決まりはありません。食事に関してはかなり柔軟性のある私。
なので彼の理由を知った後私が、
“じゃあ、今度から肉なしで作るから、自分で好きな肉入れれば良いね。”
というと彼が、
“それか、俺の冷蔵庫にある肉使えば良いよ。もしくは、店教えるから一緒に買いに行けば良いじゃん。”
“あ、そうだね!”
一件落着。
文化が違うからこそ、合わせられる方が合わせたら良い。譲れるものがあるのだったら、無理に自分の習慣を押し付けないで相手に少しだけ合わせれば良い。それを本気で実感した瞬間でした。
今まで国際恋愛した中でも、この人とはもっとそれを実感することがあるんだろうな、と早くも心の準備をさせられた私。信じるもの、信じないものの概念はすでに違っていることを認識している私達なので、それを除けば異文化国際恋愛も今後良い方向に進んでいけるのかなと思っています。日々勉強です。(笑)
国際恋愛中で特に生活習慣での相違を感じている方、お互いに譲れるところは譲り合って、でも無理はしないようにしていきましょうね☆
テーマ:海外生活:文化・習慣:国際恋愛:日記・一般:恋愛/結婚:海外移住したい!
コメントありがとうございます!!そうなんです、動物の精肉過程において機械でなく人の手で捌くのがハラルのやり方のようで、肉へのこだわりは強いです。ポークやビーフの入ったコンソメの元などもダメなので色々と制約はありますが、ある意味すべて一から作ることになるのである意味健康的かもしれません。
人間関係、無理せず適度な距離を保ちつつ生活していきたいですね!またブログに遊びに来てくださいね!
ハラル食品、聞いたことしかないけど
実際に料理を作る人にとっては大変でしょうね…
作り方も違うのか_φ(・_・
人間関係はお互い無理しない範囲ってのが大事ですね
ストレス大敵!